熱ダメージを最小に!ヘアアイロン「100℃以下」のススメ。

こんにちは、スタッフのSです。
今回は、ヘアアイロンを使う時の「温度」について。
ans.では、クラフトヘアーセラムを使用する際、ヘアアイロンの温度は「100℃以下」をオススメしています。
しかし、日常的にヘアアイロンを使われている方の中には、もう低い温度では髪がうまくセットできない・まっすぐにならないため、温度を高めに設定している場合があると思います。
でも、本来「熱」は髪にダメージを加えてしまうもの。できれば、低温でも髪をセットできるようになって、毎日のダメージを最小限にしたいですよね。
そんな悩みについて、今回はなんとクラフトヘアーセラムの開発者である坂本氏に直接お答えいただきました!
Q. 髪にしっかりストレートアイロンを通したい場合は、クラフトヘアーセラムをどのように使用すれば良いでしょうか?
坂本氏からの回答
A. 100℃以下または一番低い温度設定で、髪の同じ箇所に対して2秒以下の加熱というのが、ダメージを最小限にするためのコツです。
でも、なかなかセットしづらいですよね。
クラフトヘアーセラムをご使用の際、ヘアアイロンは100℃以下と推奨しておりますが、その理由としましては、成分による効果だけでなく、そもそも高温になると髪に「タンパク質変性(炭化)」が起きて大きなダメージとなってしまうからです。
私共としては、髪のダメージを最小限に抑えるため、このような案内をさせていただいておりますが、髪を綺麗にセットいただくことも大切かと存じます。
高温になると髪のダメージに繋がることをご理解していただいた上で、ヘアセットとヘアケアの優先度をご自身で判断いただき、ヘアアイロンの温度を調節していただきたいと思います。
また、すでにお試しかもしれませんが、お風呂上がりのドライヤーの際にもクラフトヘアーセラムをお使いいただき、ブラシ等を使ってしっかりクセを伸ばした状態に整えていただくと、翌朝の癖毛が落ち着き、ヘアセットも少し楽になるかもしれません。具体的なご使用方法のご案内にならず申し訳ございません。
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つまり、ヘアアイロンの温度は、セットのしやすさを優先するか、ダメージの軽減を優先するかで、お好みに調節するということですね。
100℃以下がオススメではありますが、厳密にこれを守るのが難しい時もあります。毎日常に高温でセットするのではなく、ヘアケアを優先する日を自分で設定するのも良いかもしれませんね!
さらに、熱ダメージを最小限にするためのコツをまとめてみました。
●夜のお風呂上がりにもクラフトヘアーセラム!
1つめは、坂本氏も回答していた、夜もクラフトヘアーセラムを活用する方法。
朝のセット時だけでなく、夜のお風呂後、ドライヤーの際にもぜひクラフトヘアーセラムを使ってください。この時に、ブラシ等を使ってしっかりクセを伸ばした状態に整えていただくと、翌朝のうねりや寝癖が抑えられ、ヘアセットがしやすくなるはずです。
●クセを伸ばすには「馬毛」のブラシがおすすめ!
昔のヘアアイロンがない時代の縮毛矯正時には、馬毛のロールブラシが使われていたそうです。豚毛よりもやわらかくしなやかなので人の髪への絡み方が異なり、やさしく効率よく整えます。
●ヘアアイロンをかける時の「毛束」を細かく!
ヘアアイロンをかける際、なるべく毛束を細かく(薄く)取って、コームブラシで解きながらアイロンをかけましょう。手間はかかりますが、より均等に髪へ熱が加わりやすくなるので、何度も同じ箇所に当てなくていい&低温でもきれいに仕上げることができます。
ぜひ、この3つのコツを踏まえて、毎日のヘアアイロンで髪に与えてしまう熱ダメージを最小限にしていきましょう!