絡まない毛先へ! 「抜け毛」を減らすダメージケア
こんにちは、スタッフのSです。
よく「秋は抜け毛が増える」と言いますが、この季節、皆さんの髪はいかがでしょうか?
抜け毛が増える理由は、もともと季節の変わり目(特に春・秋)に毛が生え変わる、動物としての仕組みの名残という説があります。
しかしそれ以外にも、夏の間に受けた紫外線などによるダメージや、気候の変化による自律神経の乱れなどが影響し、抜け毛として時間差で現れるとも言われています。
原因は様々あるにせよ、ダメージヘアの場合は特に「髪同士が絡まりやすくなる」ということも、抜け毛の原因となります。
髪の状態が良くないと、ブラッシング時や、何気なく触った時に引っかかり、ブチっと髪が抜けてしまった…ということが多くなりますよね。
自然に抜け落ちていくならまだしも、健康な髪まで抜いてしまうと、頭皮や毛根に負担がかかります。
また、絡まった際に髪の毛が伸びてしまいビビりが生じたり、折れや切れ毛につながったりすることも避けたいところ。
これらを防ぐには、原因となる「ダメージ」を抑え、補修をしていくことがもっとも大切です。
■髪のダメージは、表面のキューティクルの状態によって左右されます。
ダメージヘアは、開いたキューティクルが正常に閉じられていない状態と言えます。これが、パサつきやうねり、ごわごわした手触りの原因となり、髪が絡まりやすくなるのです。
そしてキューティクルが傷つきやすいのは、開いた状態=「濡れている時」。まずはこの濡れて開いた状態のキューティクルを摩擦から守るため、2つのことに気をつけましょう。
【1】シャンプーやタオルドライの際に、強く擦らないようにする。
濡れた髪に摩擦を加えると、キューティクルが剥がれ落ち、髪表面に穴が開いたような状態になってしまいます。
シャンプーをする時は、皮脂が溜まりやすい頭皮をメインに、指の腹でマッサージするように洗いましょう。
毛先はたっぷりの泡で包むようなイメージで、あくまでも「表面についた汚れ」を洗い流すことが重要です。決してゴシゴシと擦り洗いをしないようにしてください。
【2】髪が濡れたままの状態で長時間放置しない。
お風呂上がりにドライヤーをせずに放置していると、頭皮の蒸れや、髪内部の水分の蒸発につながります。
また、そのまま寝て枕や衣類などと髪が擦れると、【1】と同様に摩擦でキューティクルが剥がれてしまいます。きちんと乾かして、キューティクルが閉じた状態に戻してから過ごしましょう。
■ドライヤーの温度や、乾かしすぎも要注意。
次に意識したいのは、髪に加える「熱」。キューティクルが開いた状態(または剥がれた部分がある状態)で、高温の熱を加えると、髪の内部からどんどん水分や栄養が流出・蒸発します。
ドライヤーを髪に近づけすぎないように注意しましょう。また、髪が濡れた状態でのヘアアイロンの使用はおすすめできません。
髪は、うるおいが残っている状態がベスト。
乾燥させすぎるとキューティクルがめくれ上がり、ダメージを受けやすい状態になってしまいます。根元を乾かしている間に毛先も自然と乾いていくので、毛先にドライヤーの温風を直接当てないよう意識してみましょう。
■摩擦や熱ダメージから、髪を保護・補修するヘアケアを使う。
最後に、ダメージの主な原因となる「摩擦」と「熱」から髪を守るヘアケアとして、ans.craft ーセラムをぜひ取り入れてください。
タオルドライした後の濡れた髪にミストすれば、髪の1本1本を乾燥や熱から保護します。
また、ドライヤーの熱に反応して補修成分の効果が高まるので、すでに受けてしまったダメージも、使い続けることでしっかりと補修していきます。枕や衣類などとの摩擦にも負けない、整ったキューティクルを実現しましょう。
ans.craft ヘアーセラムは、濡れ髪だけでなく乾いた状態の髪にもご使用いただけます。
「寝る前の髪には何もつけたくない」という方でも、朝の乾いた髪にミストして馴染ませ、ドライヤーやヘアアイロンでスタイリングしてください。それだけでも、手触りに大きな違いを感じていただけると思います。
もちろん、夜と朝どちらも使っていただくのが一番おすすめです◎
ブラシや指を通しても引っかからない、絡まない髪になることで、無駄に抜けてしまう本数がグッと減っていきます。髪全体の水分や栄養を保つことも意識して、抜けにくい健康な髪を目指しましょう!