美髪づくりに欠かせないのは、あの栄養素!「髪にいい食べ物」とは?
こんにちは、ans.craftスタッフのMです。
突然ですが……皆さま、
「髪にいい食べ物」といえば、何を思い浮かべますか?
多くの方が「ワカメ」や「ひじき」などの海藻類を思い浮かべるのではないでしょうか。
昔からの言い伝えのようなものですが、実際に育毛や発毛にどれほどの効果があるのか? ちょっと気になりますよね。
確かに海藻類にはミネラルや食物繊維が豊富に含まれており、体に良いのは間違いありません。しかし育毛や発毛を促進するような特別な働きや、確実なエビデンスがあるわけではないようです。
ワカメが海中でユラユラ揺れる様子や、ひじきの黒々とした色などから、健康的な髪の毛がイメージされるようになったのかもしれませんね。
では実際に「髪にいい食べ物」とはなんでしょう?
私がオススメしたいのは、「プロテイン」です。
プロテインは筋肉をつけたい方はもちろん、最近ではキレイにダイエットしたい女性や、育ち盛りのお子様、健康維持をしたいシニア層にも人気が広がっていますよね。
なぜこんなにも万人に需要があるのかというと、プロテイン……つまりタンパク質は、「体をつくる主成分」だから。
人間の体は、水分や脂質を除くとほとんどがタンパク質で構成されています。筋肉、皮膚、骨、そして髪も、タンパク質なしでは作られません。
髪の主成分は「ケラチン」というタンパク質ですし、髪が生える土壌となる頭皮(地肌)も肌の一部で、タンパク質が欠かせない存在です。
美しい髪を育てたいなら、化粧品によるヘアケアも効果的ですが、日頃の食事でもしっかり栄養補給して、土台から整えていきましょう!
特にダイエット中や、もともとの食事の細い女性は、無自覚にタンパク質不足に陥っていることが少なくありません。
私の身近にも、長期間ストイックなダイエットに取り組んだ結果、髪や肌がボロボロになってしまった人がいます。
髪の毛は細くなってボリュームが減り、うねりが強くなって、しっかりヘアセットされていてもパサパサっとした印象でした。栄養不足に陥ると、人間こんなにも生気が失われてしまうのか……と大変驚いたのを覚えています。
その後、極端な食事制限はやめて、私の勧めでプロテインを飲むようになってからは肌ツヤも復活! 髪のボリュームも徐々に戻っていったので、本当に栄養というのは体づくり&髪づくりに大切なんだなぁ、と実感しました。
もちろんプロテインでなくとも、お肉や魚、大豆など、タンパク質豊富な食材を日頃からしっかり取り入れていけると理想的です。
ちなみに、食事で摂取されたタンパク質は、体内でアミノ酸に分解され吸収されるのですが、これが髪のもとである「ケラチン」に再合成されるには、ビタミン・ミネラルといった他の栄養素のサポートも必要になります。
タンパク質はもちろん、野菜や果物などもバランスよく取りながら、髪もお肌も、体の内側からもキレイになっていきたいですね!