メインコンテンツにスキップ

【開発者インタビュー02】開発の原点は「感動」。驚きと喜びを届けたい。

【開発者インタビュー02】開発の原点は「感動」。驚きと喜びを届けたい。

ans.(アンス)は、職人 坂本真啓氏によって手掛けられた、クラフトヘアーセラム。
「誰にも真似できないような手触り」をつくりだす「秘液」です。
その最大の特徴は、使った瞬間に“変化”と“感動”を生み出すこと。

一体どうやって、この特別なヘアケアが誕生したのか?
今回は、独自の研究スタイルに辿り着いたきっかけや、開発商品にまつわるエピソードを、ご本人にうかがいました。


第1回 心を動かすヘアケアは一体どうやって生まれたの?
第2回 開発の原点は「感動」。多くの人に、驚きと喜びを届けたい。
.
.
.

スタッフ:
坂本さんは、お客様の反応から商品を作り出す開発スタイルだということですが、どうしてこの開発スタイルに辿り着いたのでしょうか?


坂本さん:
実は、私も若い頃には、配合する成分に対して凝り固まった考えの時期がありました。例えば、石油系はダメ、パラベンはダメ、防腐剤は悪い……と、安全で自然由来の成分がいいという考えです。

しかし、このように偏った考えで配合を組むとなると、制約が多い。使える成分の範囲を自ら狭めて、その中で生み出せるものしか作ることができませんでした。

そうして生まれたものは、初めのうちは好評でした。けれど、少し経つと分離や変性などのクレームに発展することもありました。


その時に思ったんです。何事もバランスが取れていないとダメ、やりすぎはよくない。どんな成分も、悪くならない範囲を見極めて配合することが大事なんだと。薬毒同源ですね。

このようなきっかけもあり、今では「使う人それぞれに応じたものがいい」という考え方になりました。だから、お客様の髪質と使ったときの反応を目の当たりにできるよう、美容室へ足を運ぶようになったんです。


スタッフ:
なるほど、そのような経緯があったんですね。
それからお客様の反応を見る開発スタイルに変わり、印象的なお話などあれば聞かせてください。


坂本さん:
もちろんあります。私の開発スタイルの原点にあるのは「髪が変わった時の喜び」です。

昔のことですが、縮毛矯正の講習会でモデルになられた親子がいました。
お母さんとお子さんで、お子さんの方が癖毛に悩みモデルとして縮毛矯正を受けに来ていました。

お子さんは、来店の時から恥ずかしそうにずっと俯き、『鏡に映る自分を見たくない!』そんな声が聞こえてきそうな様子でした。

その子は、私が開発した縮毛矯正のパーマ液を使うことになり、現場にいる私も大変緊張しました。何年続けても、お客様の反応を見る瞬間はいつだって「悪い反応だったらどうしよう」と不安と緊張でへとへとです。

それから施術が終わると、まず、お子さんの姿が変わりました。
自信が出たような喜びの表情で鏡をずーっと見ているんです。

そして、その姿を見たお母さんは泣いて喜び、美容師さんもその親子の感動に喜び。私までもが、その感動を目の当たりにして「自分が開発に関わった商品で、いい結果が出てよかった!」と心から思いました。

あの時の、人生が変わったように喜ぶ姿は、今でも忘れられません。
仕事に対してのやりがいも感じた瞬間です。


さらに興味深かったのは、施術終わりのお子さんが、髪がまっすぐになった次は思い通りに毛先を巻いてみたいと言うのです。悩みが消えた後に、もう次の願望が生まれていることがわかりました。


そして知りました。
「女性にとって髪とは、こんなに大切なものなんだ」と。

多くの人は、自分の髪に、何かしらの不満を持っています。
自分の髪に、自信のある人は、ほとんどいません。


それはパーマやカラーリングでダメージを受けた髪だろうと、何もしていない健康な髪だろうと同じです。だから、髪の悩みは尽きず、次々と欲求が生まれます。

だからこそ、その気持ちに応えて出来上がった商品には、納得を超えて「感動」を生むことがあるんです。
驚きと喜びを届けられる、私はそう思っています。


スタッフ:
とても素敵なエピソードですね。
私も、くせ毛に悩んで初めて縮毛矯正をしたときの感動を思い出しました。

ans.も同じように、少しでも多くの方に感動を届けれらると嬉しく思います。本日は、貴重なお話をありがとうございました。

.
.
.
ans.は、お使いになる皆様からのご意見・ご感想をお待ちしております。
あなたの髪に合った合わなかった、どんなお声でも今後の商品開発に活かしていきたいと思っております。ぜひ、皆様の忌憚ないご意見やご感想、協力のほどよろしくお願いいたします。

アカウントに戻る

カート

カート内に商品がありません
買い物を続ける